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私達の教室では、臨床に根ざした、明日の診療に活かせるような臨床研究に力をいれています。臨床研究を行うことには以下のような意義があります。
臨床研究は、その成果が直接日常臨床を改善し、未来の患者さんの診療に貢献できるという醍醐味があります。
必ずしも全ての臨床研究が日常臨床に大きなインパクトを与えるわけではありませんが、小さな研究も大きな研究の礎として、その疾患を研究する未来の研究者のために重要です。
臨床研究のプロセスを通して、以下のような学びが期待できます。
これらの学びは、診療する未来の患者さん、指導する未来の仲間、そして自身の成長のためとなるでしょう。
よって、私達は将来研究職に就くことを想定しておられない方にも大学院への進学をお勧めします。
これには4つの答えがあるでしょう。
研究にはアイディアが大切です。しかし、より良い臨床研究を行うために同じくらい大切なのは研究デザインに関する理解です。それを系統的に学ぶ場としては大学院がベストでしょう。
より良い臨床研究を行うためには、1.適切な指導者、2.臨床研究デザインを学ぶ機会、3.臨床フィールド、4.人的・物的資源、などが必要です。大学院にはそれらが全て備わっています。
研究を行うことは、時には困難に直面することもありますが、仲間がいればそういった困難も乗り越えやすくなります。
より良い臨床研究を行うためには、どうしても様々なことを学ぶための時間が必要です。そのために長い医師人生の数年間を使うことは、先述したような学びを得ることでその後の人生の大きな糧になると思います。
当教室では、大学院生に臨床研究医となって頂くことで、高度な臨床に従事しながら研究者としての腕を磨くことができます(臨床研究医は有給です)。
例えば大学の助教以上のスタッフになるためには学位が必要です。また近年は総合病院においても臨床研究の実施や英文業績が要請されるようになり、総合病院の部長クラスには学位が求められることが増えています。
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