2022年採用専攻医
私は、1年放射線治療を行ってから、精神科に転科しました。
元々心理学に興味があり医師を目指したことがあったので、やはり近い分野で仕事がしたいと思い、転科を決めました。同じように他科からの転科される方が多く、消化器外科、消化器内科、麻酔科、内分泌内科から転科してきている先生が医局にはいて、それぞれのバックグラウンドを活かして頑張っております。特に精神科単科病院ではある程度の内科的管理が必要になってきますので、転科で不利になることはなくむしろ歓迎されると思いますので迷っている方はぜひ一度見学にお越しください。先日Chat GPT4がリリースされました。AI分野の進歩は著しく、シンギュラリティと言って人間の知能を超える転換点は予想より早く来るのではないかと言われ始めています。果たして医師の働き方はどのように変わってくるのでしょうか。
精神科の分野ではどのような変化が起こってくるのでしょうか。
人の心を人工知能をどこまで理解できるのでしょうか?そう言ったことに興味のある方はぜひ一度当院にご見学ください。
音声認識、表情認識の機械学習、精神療法アプリ、AI自動生成音楽など最先端の研究を他企業、他大学と連携を行いながら行っております。私もまだ入局したばっかりですがいくつかの研究に携わっております。工学部がないこと、基礎研究が盛んでないこと、産官学連携が弱いことなどは当院のデメリットですがそれを補うように、他の企業、他大学との連携で補って研究ができる環境が整っていると思います。精神療法、リエゾン、オンコサイコロジーをやりたい方は特におすすめですがそれ以外の方でも全然問題ないと思います。僕もどちらかというとあまり興味はありませんでした。精神科医の働き方も今後大きく変わってくるのかもしれません。
大学病院、単科病院での勤務、開業などが今までの働き方でした。
今後は民間の企業に勤務したり、あるいは起業したり、AIを作ったり、メンタルヘルスサービスを提供したり多様化してくるのかもしれません。そういった多様な働き方、多様な進路を考える上で当院のプログラムは最適です。
色々な考え方、夢を持ったレジデントが集まります。お互いベクトルは別ですがそれぞれ刺激をもらいながら研修することができます。逆にそういったことに興味がなく、そこそこお金を稼いで楽に研修をしたい人やコスパよく指定医や専門医を取りたい人にはお勧めしません。
残念ながら今後は医師の待遇は今と変わらないか、あるいは悪くなってくるのが自明です。少なくとも物価が上昇すれば相対的に給料は低下します。
保険診療は物価の上昇に適応できませんので、わざわざ右肩下がりな保険診療が向いていないかもしれません。勉強を頑張りたい気持ちがある、最先端のことに触れたい、新しいことをしてみたい人には当院の研修は向いていますのでぜひ一緒に研修をしましょう。
給料も東海地方は他の地域に比べて高いですし、ワークライフバランス、産休育休は当科は全く問題ありません。精神科で新しい研究をしてみたい、こういう研究がしたい、まだどこもやっていない研究をやってみたいという方も歓迎です。ぜひ一度見学にお越しください。
(船井政希先生)
2021年採用専攻医
2021年度入局の金山千琴と申します。
名古屋市立大学病院精神科医局はいろんな大学出身の先生がおり、私自身生まれも育ちも関西で初めて名古屋の地に来て不安も大きかったのですが、先生方が皆様温かく迎え入れてくださりすぐに馴染むことができました。
名古屋市立大学病院での2年間で非常に多くの経験をさせていただき、精神科としての基礎を学ぶことができました。病棟では指導医の先生のもと、患者様への対応、薬剤の使い方、説明の仕方、退院後の支援の仕方などを1から学ぶことができました。
外来では自身が主体的に取り組むことができ、書籍だけでは学ぶことのできないリアルな患者様から学ぶこともとても多かったです。取り組む中で疑問点があればすぐに指導医の先生に聞ける体制があったことも大変有り難かったです。
また、レジデント教育の一貫として行われているレジデント向けの講義があり、精神科の一般的なことから各疾患についての詳細なことまで1年通して網羅されており、精神科として必要な知識を得ることができたのもとても有意義でした。
精神科としての基礎をしっかり学ぶことができ、指導医の先生方はとても優しく、レジデントの先輩方も密に関わってくださり丁寧に教えてくださり、とてもアットホームな医局だと思います。ぜひご興味がありましたら、見学にいらしてください。
(金山千琴先生)
当医局の医師は転科や医師以外のキャリアからの転向した方が多く、私も麻酔科からの転科を経験しています。
精神科知識ゼロから転科して、学生時代以来に精神科を学ぶ日々ですが(おまけに学生時代非常に不真面目だったのでお恥ずかしながら当時精神科を勉強した記憶がほとんどありません…)、医局で提供される様々な学びの機会を通して、知識・技術ともに十分に学ぶことができるので、事前知識ゼロでも(上級医のご指導や周りのコメディカルの方々に助けられつつ)精神科医としてのプロフェッショナリザムの習得を目指すことができるようになっています。
日々の診療の中で、学んだ知識や技術が生きていることに加え、予想以上に転科以前の経験も活かすことができ、精神科診療の深さを実感しています。
また、周りに多様なキャリアの方がいらっしゃることはお互いに励みや学びにもなります。
精神科に興味がある、という方ならどなたでも楽しく学べる場所だと思いますので、ぜひ一度見学にいらしてください。
(野木村茜先生)
2021年度入局の岡見拓哉と申します。名古屋市立大学病院での1年半は大変多くのことを学ばせていただきました。当院では入院、外来の場面では主治医として主体的に診療にあたることができます。当初は(今でも)右も左もわからず不安な場面もたくさんありましたが、レジデント数名と指導医のチームに分かれたうえで定期的なミーティングが開催され、診察での疑問点、薬剤選択、治療方針など様々なことを相談することができます。指導医がきめ細かく担当症例の指導を行ってくださり、後ろ盾がある中でたくさんの経験を積むことができたのが、今の自分の礎になっているかと思います。
そのほかにも定期的にレジデント向けの講義では各専門の先生方から直接学ぶことができ、また精神療法や児童などの研究会も活発に行われており、興味のある分野に参加するとさらに深く教わることもできます。ご興味のある方はぜひ一度見学にいらしてください。
(岡見拓哉先生)
2020年採用専攻医
2020年度入局の髙野貴弘と申します。
名市大では指導医と一緒に主治医として患者様を担当します。臨床をやる上で疑問点、問題点を指導医に密に相談することができる環境でした。また時には面接に同席させていただき、指導医の面接を見学したり、フィードバックをいただけたことは臨床をやる上での大きな財産となっております。
精神科医としてのトレーニングを名市大で受けることができて、とても良かったと感じております。医局員もみなさん穏やかで、教育熱心な医局なので、興味がある方は是非見学にお越しください。(髙野貴弘先生)
2020年度入局の山本祐輔と申します。初期研修は地元の他県で行いましたが、名市大の精神科医局に魅了され、結果として学生時代を過ごした名市大病院へ舞い戻りました。
名市大では上級医がきめ細かく担当症例の指導をして下さる事に加え、1つ上の先輩との距離感も近く、臨床上の問題から些細な事まで聞きやすい環境にあります。摂食障害の症例を担当した際には、上級医が家族療法を複数回に渡って展開し、その面談に陪席しつつ多くの指導を頂き非常に勉強になったことが印象に残っています。その他にもPTSDに対する対人関係療法や、慢性疼痛へのACTなど、実際の症例に即して様々な精神療法の指導を受ける事ができました。
大学での研修を約2年間終えると、関連病院で勤務することになります。私も現在は有床総合病院の精神科で勤務しており、原則1人で対応することが多くなり、戸惑う事も多々ある日々です。しかし、そちらでも名市大医局の先輩方に毎日丁寧に指導を頂いているお蔭で、初診や溢れかえる再診も楽しくこなす事ができています。また、大学病院時代に非常勤で勤務していた病院では、指導熱心な院長の計らいでECT担当医をさせて頂くなど、貴重な経験を積む事もできました。色々な医局を見学に行きましたが、上記の如く、快く指導をしてくれる雰囲気に惹かれ、入局を決めました。是非一度見学に来て雰囲気を体感して頂ければ幸いです。(山本祐輔先生)
2019年採用専攻医
加藤雄亮と申します。精神科領域の治療の3本柱は薬物療法、精神療法、そして患者さんを取り巻く環境の調整ですが、この名市大病院ではこのうち最も習得の難しい精神療法の基礎をしっかり学ぶことができます。またそれが他の2つの柱とどのような関係があるのかも実践的に学ぶことができます。
大学病院には典型的でわかりやすい症例のみならず、一筋縄ではいかない患者さんも多く来られます。上級医の先生方はそのような症例一人一人をキメ細かく精査され、上記治療の3本柱にどのように落とし込んでいくかを具体的に教えて頂けます。そのために必要なレクチャーも体系立てて用意され、また薬剤師、心理士、社会福祉士、看護師、栄養士といったコメディカルの方々もとても丁寧に教えてくれますので、独学では到底わからない、患者さんの実状に即した治療について深くかつ多角的に学ぶことができます。
ここで学び体験することは、研究に進まれる方はもちろん、単科病院、総合病院、公的機関、開業医等、どの領域に進まれるにも大きな財産になっていくものと確信します。とても素晴らしい環境です。ぜひ見学にお越し下さい。(加藤雄亮先生)
2019年度入局の坂田晴耶と申します。名古屋市立大学病院で後期研修をさせていただきました。この2年間で精神科医としての基礎を築くことができたと思います。
私は精神科医として患者さんの話に耳を傾け、良好な関係を作ることが診療の第一歩だと考えています。しかしながら、全ての患者さんと信頼関係を築いて症状や困りごとを聞き出し、解決することはそう容易くはありません。大学でたくさんの症例を経験する中で、躓くことも多くありました。そのような時、上級医の先生が診療記録を参照しながら密に相談に乗ってくれたり、私の面談に同席して問題点を検討したりしてくれました。また、名市大には精神療法を得意としている上級医が多く、認知行動療法、対人関係療法、家族療法、A C Tなど、上級医の診察に同席する機会が多くありました。上級医がどのような姿勢で患者さんと向き合い、プロとしてどのような面接を行なっているのかを目の当たりにして、本を読むだけでは学ぶことができない実際を教えてもらうことができたのはとても貴重な体験でした。
名市大では教育プログラムが非常に優れているため、高いレベルで幅広い経験と知識を得ることができます。医局の雰囲気はとても良く、優しくて尊敬できる先輩がたくさんいます。精神科医を目指している先生はぜひ一度名市大に見学に来てください。お待ちしています。(坂田晴耶先生)
自分は精神科を専門にするにあたって、まず大事な資格が2つあると考えました。それは、精神保健指定医と精神科専門医です。
専門医は必要のないと考える人はいますが、精神科医のキャリアでメリットが少なからずあるので持っておいた方がいいです。また、精神科の専門医も新専門医制度に入り、受験条件や内容が変わってきています。それに伴ってかはわかりませんが、精神保健指定医の受験も変わりつつあります。そのため、その変化した情報をすぐに得ることができ、指導してくれる場所を探していました。まずは、バランスよく症例が経験できることが、最も重要です。
統合失調症、気分障害、神経症性障害、児童、依存障害、パーソナリティー障害、てんかん、睡眠障害、器質、リエゾンがそれにあたります。名古屋市立大学病院は、これらの症例をまんべんなく学べる環境にあると考え入局しました。現に、自分は、精神科専門医や保健指定医に必要な症例は2年間の研修で措置入院以外全て得ることができました。
次に、専門医と保健指定医のレポート提出も必要な条件としてあります。精神科のレポートは誤字脱字が1つでもあると不合格となる可能性がある厳しい試験で、合格率は60%程です。そのため、指導医にレポートを推敲していただく必要があります。当院は、それをしてくださる指導医が多くいらっしゃいます。
また、全スタッフで、そのレポートを吟味してチェックもしてくれます。第3に、学会発表も必要です。名古屋市立大学病院のレジデントの多くは、夏と冬にある、東海精神神経学会と日本精神神経学会に発表をします。その指導もしっかりと病院スタッフ全員がサポートしてくれます。
最後に、専門医面接試験の予行練習もしますので、愛知県で研修できる精神科基幹病院ですと、ここまでレジデントをサポートしてくれる教育体制はないです。
今、精神科になりたいと考えている初期研修医は毎年多くなっています、いずれ精神科医が飽和になり、一定の能力がないと苦しくなると思います。まだ精神科になって何を専門にしていこうかわかってない人は、名古屋市立大学病院で研修すれば、必要最低限の能力が得られますので、候補の一つとして考えてみてください。(早瀬卓矢先生)
2017年採用専攻医
2017年入局の永田浩貴です。名古屋市立大学病院での精神科専門医研修について簡単にご紹介させていただきます。
名市大での研修の1番の特徴は、指導の手厚さにあると思います。指導医とペアになって入院患者さんの担当にあたるのですが、使う薬の相談ができるのはもちろん、患者さんやご家族との面談にも一緒に入って頂いてどのようにお話すればもっと良い面談にしていけるかなどもディスカッションすることができました。週に2回相談の機会があるほか、いつ連絡しても相談に乗っていただけたことでよりよい臨床を行うことができたと思います。
また、非常に働きやすい環境であると思います。建設的な意見はカンファなどで頂ける一方で、理不尽に怒られたり、怒鳴られたりすることは一度もなく、余計なストレスのない環境で研修に集中することができました。
研究会なども活発に行っており、精神医学全般のほか興味のある分野ものに参加するとさらに深く教わることもできます。
精神科医としての最初の時間を過ごす場所としてとてもオススメできます。ぜひ見学に来ていただいて教室の雰囲気を自身で味わって頂けると良いと思います。(永田浩貴先生)
平成27年度入局の安田貴成と申します。名市大病院では多くのことを学ばせていただき、大変感謝しています。入院・外来の場面では主治医として、見立てから治療方針まで主体的に診療にあたることができます。そのなかで悩む場面もありますが、指導医の先生が懇切丁寧に助言やフォローをしてくれます。医局全体のカンファレンスでは複数の視点から意見が出るため、より広い視野を持たせてくれます。そういった経験の積み重ねにより、様々な場面での対応力を培うことができたと思っています。勉強会も充実しており、精神療法、コンサルテーションリエゾン、児童精神、てんかんなど専門的な内容を学べる機会があります。また、医局全体が温かみのある雰囲気で、とても働きやすい環境です。ご興味のある方は、ぜひ一度、見学にいらしてください。(安田貴成先生)
2016年採用専攻医
はじめまして。2016年入局者の小澤太嗣と申します。私は、名古屋市立大学病院で非常に充実した研修生活を送ることができたと思っております。
現代は老若男女問わず多くの方が精神的に悩まれる時代であり、精神科医は幅広い診療を求められます。ここでは、精神科一般臨床だけでなく、コンサルテーションリエゾン、児童精神医学、精神療法、てんかんなどの専門的な内容を最新のエビデンスに基づいて勉強することができるため、様々な分野に対応できる基礎を造ることができます。また、臨床の場においては、自分が主治医として立てた見立てや治療方針を尊重してもらいながら、複数の指導医から適切な助言や支援をしてもらうことができます。特に医局全体のカンファレンスで様々な専門家の意見をいただいたことは、全人的に患者さんを診るための幅を広げる良い機会になりました。
そして何より精神科医療を行っていく上で大切なことは、医療スタッフとの連携です。医局員、コメディカルの方々も皆優しい方ばかりで、本当に働きやすい環境であると思います。
まずは是非見学に一度来て、真面目でアットホームな雰囲気を体験してください。(小澤太嗣先生)
こんにちは、2016年度入局の木下貴文です。これを書いている現在、総合病院精神科に転勤して、三ヶ月弱になります。転勤後は、外来も入院も他科からの依頼も、原則として自分一人で対応することになり、自分の実力が試されていると感じます(勿論、先輩方が相談には応じてくれますが)。
振り返ってみると、名市大病院の後期研修では、自分の担当患者様の評価や治療方針の決定について、当初からかなり裁量を与えてくれていたと思います。その上で、指導医の先生が細かく見てくれていて、評価や方針について密に議論し、議論を通して必要な修正をご指導いただいた、という感じでした。親が近くで見守ってくれているという安心感のもと、子どもが自由に冒険(試行錯誤)できる、そんな環境だったと思います。現在の職場で、自分の弱い部分や実力不足を感じることも多いものの、概ね自信を持って一人で対応できているのは、こうした環境で成長したおかげだと、いま実感しています。
私は他大学出身ですが、精神療法(特にマインドフルネス、第三世代認知行動療法)がやりたくて、名市大を選びました。上記のような環境下で、外来・入院にて早い段階からこうした精神療法を部分的に試行でき、自分なりに深めていくことができました。また医局ではエビデンスに基いた精神療法を提供しようと、盛んに臨床研究を行っており、先輩方の議論からも、いい刺激をたくさんいただきました。もう一つ、対人関係療法(IPT)と出会い、学べたことも、非常に大きな収穫でした。一貫したエビデンスがあるという点で、IPTは認知行動療法と肩を並べるものです。本格的なIPTを行うのは今後の課題ですが、IPTの基本的な戦略は日常診療の中で非常に使いやすく、現在、既にかなり役立っています。特に対応の難しい患者様の診察時に、安全かつ有効な枠組みとして機能することを実感しています。
というわけで、独り立ちできるしっかりした臨床力を身に付けたい方、また(薬物療法主体ではなかなか難しい患者様も多いので)精神療法を早くから習得したい方には、名市大はとってもおすすめです。是非いちど、お話を聴きにきてくださいね。(木下貴文先生)
2016年入局の松永由美子です。私は2017年より不妊治療と2度の出産・育児のためお休みし、2020年より研修2年目を再開しました。休職中も対人関係療法などの勉強会に参加でき、何かと声をかけてもらえるような風通しの良い医局で、産後はまたここに戻りたいと強く思っておりました。そして実際復帰し、温かく迎え入れていただき、丁寧にご指導いただきました。個人的な事情についても気軽に相談でき、後期研修と家庭生活を両立できるよう支援してくださったのがありがたかったです。名市大での研修内容については他の専攻医が書いている通りです。私は17時には帰宅し保育園に迎えに行くので、医局会や教室研究会などはリモートで出席したり録画して視聴したりという形で参加していました。
2021年現在は関連病院にて3年目研修中です。家では慣れない2児の育児に奮闘しながらも、職場では名市大で身につけた臨床をこなす力を駆使し、まだまだ学ぶべき事は多いものの、なんとかやっています。名市大病院の柔軟な教育方針と雰囲気のおかげで、私は精神科医としても母としてもかなり贅沢なスタートを切らせていただいたと思っています。
精神科に興味のある方は是非見学にお越しください(松永由美子先生)。
2015年採用専攻医
はじめまして。平成27年度入局の谷本浩紀と申します。精神科に興味のある先生方、是非一度見学に来てください。私はここで研修をして正解だったと思っています。薬物療法、精神療法、緩和ケア、児童精神など、精神科といってもその中でも専門分野はたくさんあります。この医局では、さまざまな分野の専門家がいらっしゃるので、何かに限定されることなく、幅広い知識を学ぶことができます。自分の専門にしたい分野を見つけやすい環境だと思います。上級医の先生方も教育熱心で丁寧に教えていただけるので、相談もしやすく、またカンファレンスなども充実しています。後期研修の2年間はあっという間でしたが、とても楽しく勉強をさせていただきました。アットホームな雰囲気の素晴らしい医局です。見学お待ちしております。(谷本浩紀先生)
2015年度入局の本田和郎と申します。名市大での2年間の後期研修は大変充実したもので、ここで精神科医としてスタートできて良かったと思っております。当初精神科医の仕事というものは非常にイメージしにくいものでしたが、薬物の選択や面談で難渋した場面など、困ったときも指導医から丁寧に助言をいただき一例一例しっかりと学んでいけました。カンファレンスでも、疾患理解を助ける基礎知識から最新の知見まで幅広く情報を得ることができました。業務の合間に同期や一年違いのレジデントと気軽にディスカッションできることも、大きなメリットでした。
まだまだ勉強すべきことはたくさんありますが、臨床を一通りこなすための基礎を作っていただけたと思います。精神科医を目指す先生は、ぜひとも一度見学にお越しください。(本田和郎先生)
2015年度入局の山口卓也と申します。私は後期研修医として働くまで名市大病院とは縁も所縁もありませんでした。しかし、入局してみると非常に居心地よく、また大変貴重な経験が出来たと思います。精神科一般の薬物療法や精神療法に留まらず、総合病院で必ず役に立つコンサルテーションリエゾンも非常に丁寧に教えて頂きました。臨床で迷ったり悩んだりすると指導医の先生が丁寧に素朴な疑問まで教えてくださいますし、それでも答えが出ない、納得がいかない場合にはカンファレンスで様々な先生方の意見を頂くことが出来ました。時には意見の衝突もありましたが、個々人の意見を尊重して真摯に対応してくださる姿勢に何度も感謝しました。逆に言うと若手の意見を積極的に取り入れる風通しの良い医局だと思います。
最初に経験する場所はどうしても良く見えてしまいがちなのかも知れません。ただ精神医学全般に触れ、基礎から精神科医として学ぶ上で、名市大病院の教育方針・雰囲気は柔軟性に富んでおり大変勉強しやすい所だと思います。2年間しかない後期研修です。名市大病院ではサブスペシャリティを探すことも可能ですし、幅広く学習することもできると思います。まずは是非一度見学にお越しください。(山口卓也先生)
2014年採用専攻医
後期研修先を考える点で指導をしっかりとしていただけるとことを重視していました。そういった面では名古屋市立大学病院はぴったりの病院で、見学に伺ってすぐにここで勉強させてもらいたいと感じました。上級医の先生方は本当にたくさんのことを教えてくださり、疑問があればすぐに質問できる環境で大変勉強になりました。
病院選びをしている先生、学生さんはぜひ一度見学にきてもらえればと思います!(岩田好紀先生)
はじめまして。利重裕子と申します。私は名古屋市立大学病院で2年間研修を行い、2014年に入局しました。研修中には入局先を精神科と他科でとても悩みましたが、名市大精神科に入局して本当によかったと思っています。薬物療法・精神療法をバランスよく学べ、またリエゾンや緩和ケアも盛んなので、将来専門的に学びたい道を見つけることができると思います。また、上級医の先生方はとても気さくで優しく、診療に関することはもちろん、どんな相談にもとても親身に乗って下さいます。
私は子育てしながらとても充実した研修生活を送ることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。研修の2年間は本当にあっという間に過ぎ、「もっと名市大で過ごし、もっと色々学びたいな」としみじみ思います。すごく素敵な医局なので、一度見学に来られてください。医局の良さが実感できると思います!(利重裕子先生)
はじめまして。平成26年度入局の二村真と申します。二年間のレジデント生活を振り返り、名市大で研修して正解だったと思います。比較的早い時期から病棟、外来で診療を行うことができ、治療方針などで悩むことがあれば、優しくて丁寧な上級医にいつでも相談することができるので、大変心強かったです。勉強会やカンファレンスも充実しており、基礎から最新の知見まで、幅広く知識を得ることができます。
また、一般的な精神疾患に加え、リエゾンや緩和ケアについてもしっかりと学ぶことができ、総合病院精神科医の役割を十分に経験することができます。医局の雰囲気もアットホームで、精神科医としての一歩を踏み出すには、素晴らしい環境だと思います。精神科に興味がおありでしたら、ぜひ見学に来てください。お待ちしております。(二村真先生)
はじめまして。伊井友美と申します。耳鼻科医として1年半働いた後に、2013年に入局しました。入局したころは、精神科ってどんなところ?というほどあまり知識はありませんでした。この医局で先生方の指導のもと、うつ病や摂食障害の患者さんをみるうちに精神科の大変さや、やりがいについてだんだんわかってきたように思えます。
この医局では薬物療法だけでなく精神療法も学ぶことができます。レジデントの間には十分身につけることはできませんでしたが、その後も勉強して患者さんに使っていきたい、という気持ちになりました。医局の先生方は本当に親身になって丁寧に教えてくださいます。是非一度いらして見学してください!(伊井友美先生)
はじめまして。平成26年入局の式守克容と申します。後期研修での2年間はあっという間で実りあるものでした。大学病院のこころの医療センターでの診療の他に他科入院中の患者さんのせん妄、緩和ケアなどの精神科診療を行うコンサルテーションリエゾンチームでの診療、発達障害の診療を行っている三重県津市にあるあすなろ学園での研修などを経験することができました。家族背景、生活環境、パーソナリティ、コミュニケーションの傾向、発達障害の有無、知的能力障害の有無など様々な観点から入局前には想像もできなかった視点で患者さまをみることのきっかけを掴めたのはこの医局で研修したからだと思います。本当に優しく教育熱心な先生ばかりで居心地の良い医局です。精神科に興味をお持ちの先生方、学生の方、一度医局に見学に来てください。お待ちしております。(式守克容先生)