名古屋市立大学大学院 医学研究科 精神・認知・行動医学分野

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Topic

「こころ」や「精神」を医学する「精神医学」とは何か?が発刊いたしました。
「こころ」や「精神」を医学する「精神医学」とは何か?

このたび名古屋市立大学精神医学教室のメンバーおよびゆかりの深い方と、「こころ」や「精神」を医学する「精神医学」とは何か?精神科医になることを迷っている人,なったばかりの人,興味がある人のためにと題した書籍を発刊いたしました。 本書には、精神医学の楽しさ・難しさ、精神科医になってよかった・ならなくてよかったといった体験談や他科からの転科経験談、若い時にこうしておけばよかったという後悔談、精神科医のさまざまなキャリア、10分の外来診療を効果的にするための工夫、他の職種からみた信頼できる精神科医の姿、精神科医の未来予測、など普段触れることができない内容が盛りだくさんです。嬉しいことに出版の担当をしてくださった編集者の方から、「これは興味深い本になりましたね。こんな内容のものは他でみたことがありません。」との(お褒め??)のお言葉をいただいております。精神医学に関心がある方はぜひ一度手にとってみてください。なお、名古屋市立大学精神医学教室に見学に来て下さった方には本書を差し上げています(もちろん見学も大歓迎です!)。

Important News

明智教授と内田講師などが中心となって行ったがん患者の精神症状緩和研究がPsychiatry Clin Neuroscience誌に掲載されました。
明智教授と内田講師などが中心となって行ったがん患者の精神症状緩和研究「Optimizing smartphone psychotherapy for depressive symptoms in patients with cancer: Multiphase optimization strategy using a decentralized multicenter randomized clinical trial (J-SUPPORT 2001 Study)」がPsychiatry Clin Neuroscience誌(IF 11.9)に掲載されました。
これまでに開発してきたスマートフォンを用いた問題解決療法、行動活性化療法に加え、アサーション·トレーニングのアプリを開発し、これら3つの精神療法の構成要素について、がん患者を対象に完全要因ランダム化比較試験を行い、各構成要素の効果を推定することにより、がん患者の抑うつ·不安症状緩和にもっとも効果的かつ効率的なスマートフォン心理療法パッケージの開発を行うことを目的としました。
359名の患者さんの参加を得ました。全参加者でみるとベースラインから8週後で有意な抑うつの軽減がみられましたが、3つの精神療法の間において有意に勝るものはありませんでした。
本論文はオープンアクセスになっておりますので興味を持っていただける方はどうぞご覧ください。
若手医師・医学生のためのオンライン精神医学セミナー

2023年10月21日(土)16:00〜17:30に若手医師・医学生のためのオンライン精神医学セミナーをZOOMにて開催します。
ミーティングID・パスワードは、開催1週間前にメールにてご案内いたします。

第57回日本ペインクリニック学会にて第6回川柳大賞 広報委員会賞を受賞しました。
2023年7月14日に開催されました第57回日本ペインクリニック学会で、酒井心理士が川柳大賞 広報委員会賞を受賞しました。
渡辺助教が令和4年度の優秀指導医賞を受賞しました。
サイコオンコロジー、緩和ケアに関する動画・資料集の公開

2023年5月に米国臨床腫瘍学会(ASCO)の不安、抑うつガイドラインの改訂版がJ Clin Oncolに掲載されました(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37075262/)。これは2014年に発刊されましたガイドラインをもとに、2013年から2021年までの質の高い論文(メタ解析、ランダム化比較試験など)の系統的レビューの結果を反映させ改訂しています。
前回ガイドラインからいくつかの大きな改訂が行われており、もっとも重要な点は、薬物療法は第一選択としては推奨せず、精神療法・心理療法、中でももっともエビデンスが豊富な認知行動療法(Cognitive-behavioral Therapy: CBT)を推奨している点にあろうかと思います。ガイドラインはあくまで指針ですし、米国と日本の医療事情は異なりますので、米国で作成されたガイドラインの内容がそのままわが国に適応できるわけではありませんが、それでも、今回の改訂からは、サイコオンコロジーに携わる精神保健の専門家には、CBTを中心とした一定の精神療法・心理療法のスキルを身に着けることが求められているともいえるのではないかと思います。ただ、残念ながら日本にはサイコオンコロジーを念頭においた、それらの教育資材がございません。
サイコオンコロジーの臨床では、保険診療上のCBTの適応とはならない診断のつかない一種の危機状態のような正常反応レベルの患者さんや適応障害による不安、抑うつなどをお持ちの方などに対して、集学的がん治療を提供する医療チームの一員としてケアを提供することが多く、現在のうつ病や不安障害に対する構造化されたCBTの治療マニュアルをそのまま適応することは、時間的、コスト的に困難であるのが現状かと思います。また実際に困難な状態において不安、抑うつを経験されており、認知の歪みも目立たない方も多く、そういった点にも配慮して治療やケアを提供することも重要かと思います。
以上を念頭に、名古屋市立大学病院こころの医療センター/緩和ケアセンター/臨床心理室では、名古屋市立大学大学院医学研究科の客員教授をはじめとした先生方にもご協力いただき、今回のガイドライン改訂版の骨子の紹介に加え、サイコオンコロジーの実地臨床で各種スキルのエッセンスを生かしていただくことを目的にした動画集や治療マニュアル集を作成して公開していくことにいたしました。どうぞみなさまの診療に活かしていただければ幸いです。
現在緩和ケアにおいても、いわゆる担がん状態に伴う痛みではなく、術後(例:乳がんや肺がんの術後など)や化学療法に伴う痛み・しびれなどの症状緩和を目的に緩和ケアチームにご紹介・ご相談いただく患者さんも増えてきております。発現メカニズムが十分に解明されておらず、また標準的治療がない現状においては、これら症状緩和にもCBTのスキルが有用であることが示されています。今後は、緩和ケア領域で求められる精神療法・心理療法に関しての情報提供も行っていく予定です。
今後、随時資料を追加して参ります。公開させていただいた資料はあくまで私どもの考えをもとに作成したもので必ずしも正解というわけではありませんので、実際の使用にあたっては各施設やみなさまの実情にあった形で応用していただければと思います。また動画や資料の他への転用などは避けていただくようお願いいたします。

第119回 日本精神神経学会学術総会の優秀発表賞に選ばれました。
渡辺助教、明智教授の発表演題「医学生の自閉症様特性と臨床実習中のバーンアウトや抑うつとの関連について」が、第119回 日本精神神経学会学術総会の優秀発表賞に選ばれました。
精神医学ハイブリッドセミナー(オンライン&現地)

精神医学ハイブリッドセミナーを名古屋市立大学医学部でオンラインと現地にて7月29日(土)16:00〜17:30に開催いたします。
オンラインをご希望の方には、使用方法・ミーティングID・パスワードを開催1週間前にメールにてご案内します。
若手医師・医学生さんを対象にしておりますので、ぜひご参加ください。

明智教授と長谷川助教が共著で参加した研究論文が2022年度の" Jpn. J. Clin. Oncol Highly Commended Paper"に選出されました。

明智教授と長谷川助教が共著で参加した研究論文「Death by suicide, other externally caused injuries and cardiovascular diseases within 6 months of cancer diagnosis (J-SUPPORT 1902) Jpn. J. Clin. Oncol. (2021) 51 (5): 744–752」が2022年度の" Jpn. J. Clin. Oncol Highly Commended Paper"に選出されました。

世界最高峰の雑誌 J Clin Oncol誌に当教室の研究が掲載されました。

明智教授、内田講師、今井研究員など名古屋市立大学精神医学教室のメンバーが中心となって行ったデジタル精神療法の効果研究 Smartphone Psychotherapy Reduces Fear of Cancer Recurrence Among Breast Cancer Survivors: A Fully Decentralized Randomized Controlled Clinical Trial (J-SUPPORT 1703 Study が2022年11月2日に臨床腫瘍学における世界最高峰の雑誌J Clin Oncol誌(Impact Factor 50.7)に掲載されるとともに、朝日新聞、読売新聞など主要な全国紙に加え、共同通信を通して多くの新聞、その他、NHK、マスコミ各誌で紹介されました。
この論文はオープンアクセスになっておりますので、自由にダウンロードしてお読みいただけます。

ダウンロードはこちら

第35回日本総合病院精神医学会の最優秀演題賞に選ばれました。
明智教授、内田講師、今井研究員らの発表演題「乳がんサバイバーの再発恐怖に対するスマートフォン精神療法の有効性-分散型無作為割付比較試験」が、第35回日本総合病院精神医学会の最優秀演題賞に選ばれました。
第35日本サイコオンコロジー学会総会で教育功労賞を受賞いたしました。
2022年10月14-15日に開催されました第35日本サイコオンコロジー学会総会で、明智教授と長谷川助教(緩和ケアセンター)が教育功労賞を受賞しました。
オンライン精神医学セミナー

オンライン精神医学セミナーを名古屋市立大学 Zoomにて10月22日(土)16:00〜17:30に開催いたします。
使用方法・ミーティングID・パスワードは、開催1週間前にメールにてご案内します。
若手医師・医学生さんを対象にしておりますので、どうぞお気軽に参加ください。

第27回日本緩和医療学会最優秀演題賞を受賞いたしました。
当教室の内田講師が「焦燥を伴う終末期せん妄においてハロペリドールとクロルプロマジンの静脈注射はどちらが焦燥やコミュニケーションの改善に有効か?(PHASE-R)」という報告で、第27回日本緩和医療学会最優秀演題賞を受賞いたしました。
オンライン精神医学セミナー

オンライン精神医学セミナーを名古屋市立大学 Zoomにて7月30日(土)16:00〜17:30に開催いたします。
使用方法・ミーティングID・パスワードは、開催1週間前にメールにてご案内します。
若手医師・医学生さんを対象にしておりますので、どうぞお気軽に参加ください。

朝日新聞で当教室の明智のコメントが紹介されました。

2021年1月23日付の朝日新聞朝刊の「がんとともに」覧に、免疫チェックポイント阻害薬が無効だった際の患者さんの精神心理面への対処法に関して、当教室の教授、明智のコメントが紹介されました。

朝日新聞で当教室の研究が紹介されました。

明智教授、内田助教が中心となって行っております、スマートフォンを用いたがん患者の精神症状緩和に関する研究が2020年12月12日付の朝日新聞のbe report欄に掲載されました。

日経新聞に当教室の研究が掲載されました。

明智教授、市川客員准教授((株)サスメド)、久保田講師が行っております、医療事故を電子カルテビッグデータを用いて予測する人工知能技術の開発研究(現在特許出願中)が2020年11月30日付けの日本経済新聞で紹介されました。

精神科専門医研修プログラムの一次募集を開始しました。

未来の精神科専門医を目指される方は、奮ってご応募下さい。(締め切り10月26日まで)

当教室の明智が、2018年度名古屋市立大学医学部 第1回BSLベストティーチャー賞を受賞しました

私たちは明智を始め教室員が一丸となって、医学部教育、専門研修プログラム、大学院教育に取り組んでいます。ぜひ私たちと一緒に学びましょう!

救急専門医と精神科専門医のダブルボードを目指す方へ

当院は地域の三次救急を担う特定機能病院ですが、ご存知のように救急医療には精神医療との密接な連携が求められます。
当院は、日ごろの診療において救急科と精神科の強い連携が構築されており、双方を学ぶことができる理想的な施設です。
救急専門医あるいは精神科専門医をもっている人、あるいはそういったキャリアを目指す方のダブルボード取得を救急科と精神科が協力して支援します。関心がある方は一度ご連絡ください。

Medical Noteに当教室が掲載されました

Medical Noteをぜひご覧ください

Schedule
教室研究会の予定

2023年度 3

4日 mon. ベーシックレクチャー(CL) 内田
7日 thu. 多地点症例検討会(サイコオンコロジー)
11日 mon. ベーシックレクチャー(児童) 山田
14日 thu. 指定医・専門医レポート相談会③ 井上
18日 mon. 精神療法研究会・次年度話し合い
21日 thu. ベーシックレクチャー(不安障害②)
25日 mon. 送別会

2024年度 4

準備中

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