名古屋市立大学大学院 医学研究科 精神・認知・行動医学分野

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CL・サイコオンコロジー・緩和ケアグループ

HOME >研究グループ紹介一覧> 研究グループ紹介 > CL・サイコオンコロジー・緩和ケアグループ

身体疾患を有する患者さんのこころのケアを専門とするグループです

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私達は、身体疾患を有する患者さんに対してより良いこころのケアを実践するとともに、日本の医療全体のなかでより良いこころのサポートが行われるよう、様々な活動を行っています。 私達は常に共に学ぶ仲間を歓迎します。特に精神科専門研修、大学院をお考えの方はお気軽にお問い合わせ下さい。 見学などの詳細については見学を希望する方へをご覧ください。

CL・サイコオンコロジー・緩和ケアって?

それぞれ領域の定義を表にまとめてみました。

領域 対象となる身体疾患 内容
コンサルテーション・リエゾン(CL)精神医学 身体疾患全て 身体疾患の主治医から相談を受けて対応する「コンサルテーション」と、問題が生じる前から常時主治医との連携を行う「リエゾン」をあわせた領域です。身体疾患を有する患者のこころのケア全体を指します。
サイコオンコロジー がん 「がんが患者や家族の心に与える影響」と「心や行動ががんの罹患や生存に与える影響」を考える領域です。
緩和ケア がんまたはAIDS 「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、身体的・心理社会的・スピリチュアルな苦痛を早期に発見し、的確な評価と対処を行って苦しみを緩和し、QOLを改善するアプローチ」(WHO)。

臨床活動

臨床活動はCLチームと緩和ケアチームという2つのチームで行っています。
あたたかさ、思いやりを忘れることなく、患者さんお一人お一人に、高度で科学的な医療を提供することができるよう、全員が日々研鑽を重ねています。

  CLチーム 緩和ケアチーム
役割 がん・非がん患者の精神心理的側面 がん患者の症状緩和全般
依頼件数 年間約600件 年間約400件
メンバー 精神科医4名
臨床心理士3名
  緩和ケア医
精神科レジデント
(指導医とペア)
がん看護専門看護師
緩和ケア認定看護師
がん性疼痛看護認定看護師
  緩和ケア医

*サイコオンコロジーは、両方のチームで実践しています。

当院では、このように身体疾患患者のこころのケアを専門とするチームを結成しているため、多くの症例を経験でき、またそれを専門とする指導医から学ぶことができる、数少ない施設の一つです。

身体疾患を有する患者さんのこころのケア:そのやりがい

どのような点にやりがいを感じるかは人それぞれかと思いますが、以下のように考えています。
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  • 幅広い対象を診る(その能力が要請される)
    • 依頼例としてはせん妄が多い
    • 実は奥深い、医療チームと良好な関係を作る試金石
  • 正常反応・適応障害も多い
    • 真の意味で支持的精神療法の重要性
  • 精神疾患治療以外の目的でのかかわり
    • 死にゆく患者から生を学ぶ
  • がん医療⇒医療のあり方を考えるよいモデル
    • 患者の視点から医療をみる
    • 我が国全体の医療を考える
  • 医療チームの一員として働く喜び

研究活動

私たちのグループは、日々の診療で疑問に思った点を明らかにし、これからのがん医療に貢献するために、臨床研究にも積極的に取り組んでいます。
私たちの研究成果については研究業績ページをご覧下さい。
現在取り組んでいる研究を、がんの経過を重ねて記載すると以下のようになります。

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教育活動

私達は、自分たちがより良い心のケアを実践するのみならず、医学部学生、研修医、専門研修医はもちろん、全ての医療者がそれぞれの立場で心のケアが提供できるように支援することも大事な役割と考えています。
医学部学生・若手医師に対しては、それぞれ以下の様なゴールを掲げて教育を行っています。

対象 ゴール 方法
医学生 医師としての基本的態度を修得する 5年生:講義
6年生:選択臨床実習
前期臨床研修医 主治医として必要な心のケアに関する知識・態度・技能を習得する 予診、クルズス
精神科専門研修医 総合病院で高頻度に遭遇する精神心理的問題に対応できるようになる CL・サイコオンコロジー・緩和ケアチームローテーション
大学院生 専門家として機能できる
(学位、精神腫瘍登録医、一般病院連携精神医学専門医などの取得)
臨床、研究の実践

SMILE Project (SMartphone Intervention to LEssen fear of cancer recurrence)

明智が主任研究者として、日本医療研究開発機構(科学的根拠に基づくがんの支持療法/緩和療法の開発に関する研究領域)の支援のもと行っている「乳がん患者の再発不安・恐怖に対するスマートフォン問題解決療法および行動活性化療法の有効性-無作為割付比較試験」です。本研究の目的は、50歳未満の無再発の成人乳がんサバイバーの再発不安・恐怖軽減に、日本で開発された普及性/携帯性に優るスマートフォンを用いた心理療法が有用であるか否かを無作為検証することです。乳がん専門医、生物統計家、患者さんにも共同研究者として参画いただきオールジャパン体制で実施している研究です。日本ではじめてeConsent(電子的にインフォームド・コンセントの取得)を用いた臨床試験であり、患者さんに来院していただかなくても研究に参加していただけるなど斬新な研究手法を用いていることもあり、何度も新聞等でとりあげていただきました。現在患者さんをリクルートしているところです。研究プロトコールも発表しておりますのでぜひご覧ください(Akechi T, Yamaguchi T, Uchida M, Imai F, Momino K, Katsuki F, Sakurai N, Miyaji T, Horikoshi M, Furukawa TA, Iwata H, Uchitomi Y. SMILE project): Smartphone problem-solving and behavioural activation therapy to reduce fear of recurrence among patients with breast cancer (SMartphone Intervention to LEssen fear of cancer recurrence: SMILE project): protocol for a randomised controlled trial. BMJ Open. 2018 Nov 8;8(11):e024794.)。興味をお持ちくださった方は研究ホームページをご覧ください(https://smile-project.org/)。

日本がん支持療法研究グループ

(https://www.j-support.org/about/index.html)

国立がん研究センター支持療法開発センターが中心となって発足した日本がん支持療法研究グループです。J-SUPPORTの目的は、がん領域の支持療法の確立に向けて、新規治療開発および標準治療の検証、日本の風土や制度に適したサポートプログラムの検証、ならびに全国の支持療法に関するニーズの把握を行い、科学的根拠に基づいた標準的支持療法の導入・普及に向けて研究活動を行うことです。明智は本グループの執行役員を務めるとともに、心理社会・行動介入領域のディレクターをしています。上述したSMILE ProjectもJ-SUPPORTの支援も受けて実施している研究の一つです。(https://www.j-support.org/study/1703/index.html)

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